浴衣の帯の結び方

◇ 文庫結び (続き2)

7.肩にかけた手先を上からかぶせて下から抜きます。
8.前で、結びます(手先が上に来る)。結び目が帯の上の方に乗るくらいの位置がきれいに帯が結べます。
9.結ぶときは、まず斜めにしっかりぎゅっと引きます。
10.次に一度、たてに引っ張るとしっかり結べます。
11.帯の長い方(垂れ)を、結んだ方向の反対側に広げます。
結び目のきわで垂れを開くとゆるみにくくなります。
>12.だいたい身体の幅くらいの長さにびょうぶのように折っていき、羽根を作ります。
(この時、裏表で色が違う帯のときは、巻きだたみをするといいです。)

※びょうぶだたみ、巻きだたみについては下の注を参照

※びょうぶだたみ、巻きだたみについて

びょうぶだたみ
裏表で、色の変化を楽しむ結び方ができる。
片方のたれを下へ流したり、上へ上げたりするバリエーションができる。
巻きだたみ
たれの長さが中途半端のときに、中に巻き込んで調節しやすい。
リバーシブルの帯で、左右のリボンの色が同じになるように作りたいときに使う。
羽根を二重にした蝶結びのときも巻きだたみをする。