浴衣の着付け 伊達締め

浴衣の着付けその4 伊達締め

浴衣の着付けその4です。各ページへはリンクを利用してください。

伊達締め(だて巻きとも呼ぶそうです)は、浴衣の合わせを崩れにくくとめ、おはしょりを押さえて真っすぐに保つための細めの帯のことです。

◇ 基本の着付け (続き 伊達締め)

25.おはしょりがきれいに整ったら伊達締めをします。これはひもがついたタイプです。
腰紐と同じく右で押さえて
26.伊達締めの幅の広い部分を前にぴったりとあてます。
27.端についている紐を後ろで交差して前で結びます。
今度はそれほどきつく締めなくても大丈夫です。
28.腰紐と同じように結びます。余った紐は脇にいれて着付けのできあがり。
29.マジックテープタイプの伊達締めは、後ろから持ってきます。
30.前で止めてできあがり。
31.腰紐だけでやる場合は、紐で前の上からおさえながら後ろへまわして交差させます。
ここはあまりきつく締めません。
伸縮性のない腰紐だとどうしても苦しくなるのでこの方法はあまりお勧めしません。
32.腰紐と同じように結びます。余った紐は脇にいれて着付けのできあがり。

伊達締めの上から帯を結んでいきます。
自分で帯を結ぶときは、前で形を作ります。その後で後ろへ回すので、伊達締めがあるとスムーズにまわります。
<チェックポイント>
裾はくるぶしくらいですか?
→3・4参照
裾の端は少し上がっていますか?
→5・6参照
襟は指3本ぐらい抜いてありますか?
→15参照
おはしょりは平行にまっすぐできていますか?
→23参照
打ち合わせはきっちりしていますか?
→23参照
紐がからだに食い込んで痛かったりしませんか?