浴衣の着付けの基本
浴衣の着付けの準備
浴衣の着付けは覚えれば簡単です。早速、浴衣を着てみましょう。でも、まず浴衣を着付ける前の準備が重要。
お出かけの際、浴衣をあわてて着るのは着崩れのもと。前もって練習をした上で、1時間ぐらいはゆとりを持ちましょう。もちろん慣れれば30分もあれば浴衣は着られます。
着付けの前に髪をまとめる
自分で髪をまとめるつもりなら、浴衣を着る前にやっておきましょう。浴衣を着付けてからでは着崩れしやすいし、浴衣が汚れたりします。
事前に浴衣の点検をしょう
浴衣は前日にハンガーにかけて、しわになってないか点検をしておきましょう。しわがあったらアイロンを。
浴衣の着付けに必要なもののチェックも忘れないで。全身が写る鏡があると便利です。
◇ 浴衣の基本の着付け

1.はじめに、腰紐、伊達締め、帯をいすなどに掛けておくと、使う時にしゃがまなくてもすむので便利です。(腰紐は半分に折ってかけておくとよい)
下着を着ておいてね。
鏡の前に立ちましょう。

2.浴衣をはおり、肩からまっすぐ落ちるように整えます。
足は肩幅より少し狭いぐらいに開いて立ちましょう。安定するし、浴衣を着付けた後でゆとりが出来て動きやすいです。

3.浴衣の衿先の20cmぐらい上を持って、体の前でそろえ、背縫いが背中の中心に来るように調節します。もう一方の手で背縫いの腰辺りをつまんで、持ち上げて、裾をくるぶしくらいの高さに上げます。

4.前に引っ張りながら後ろの手を離します。すると裾の高さが決まります。

5.そのまま左右の手で衿の両端を持ち、まず、右手の下前を左脇へ持っていきます。
(その時背中の中心がずれないように。)
端を10cmぐらい上にあげるようにして重ねます。
背中まで回りそうになったら端を少し前に折り返して調節を。

6.今度は左手側を前に持っていきます。このときは端を5cmほど上げながら、たるまないようにぴったり合わせます。
右手で腰骨の辺で押さえ、裾の位置を固定します。

7.左手で椅子にかけてあった浴衣の腰紐の真ん中辺りを持ちます。

8.両手で押さえるようにささえて左手を左方向へずらします。
浴衣の着付け1 | 浴衣の着付け2 紐の結び方 |
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