浴衣の着方 男性
◇ 男性用浴衣の基本の着方
では男性用浴衣を着てみましょう。
前もって浴衣用の紐や帯など必要なものは確認しておくこと。
メンズ浴衣が女性に比べていくら簡単とはいえ、浴衣の着付けに30分ぐらいはみておきましょう。
男性用浴衣はどちらが前?
浴衣は女物も男ものも、どちらも右前(左側が外)で着ます。男女で右前左前が逆になるわけではありませんのでご注意。ちなみに左前(右側が外)は死に装束で、縁起が悪いものだそうです。
男の浴衣の着方のステップ
はじめに、浴衣を着るのに使う紐類や帯などをいすなどに掛けておき、使う時にいちいちしゃがまなくてもよいようにすると便利です。下着はあらかじめ身につけておきます。
鏡の前に立ちます。
足は肩幅ぐらい開き、姿勢を良くして立ちましょう。

1.浴衣をはおり、肩からまっすぐ落ちるように整えます。

2.浴衣の衿の端を持ち、両手をひろげ、背中の縫い目が真ん中にくるようにあわせます。

3.浴衣の背中の中心がずれないように気をつけて、まず右手で持った上前を左脇にいれます。

4.左手で持った浴衣の上前を、前に持っていき重ねます。

5.のどの下のくぼみが見える程度にしっかり衿を合わせる。

6.右手で押さえながら左手で腰紐をとります。

7.右の手にも紐をわたし、左手を左へすべらせながら紐で押さえます。

8. 両手で腰骨の上辺りを押さえるようにします。
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